うるう秒

 病院でたまっている診断書(生命保険の証明書など)を書いて1日を過ごす。それでもなかなか終わらない。
 合間に新聞を読んでいると、2009年にはうるう秒があるという記事を見つけた。元日の午前8時59分59秒の後に「59分60秒」が挿入されるという。2006年にもあったらしいが、今回初めて知った。いろいろな決まりごとを作って人間は生活しているのだなあ、と感じた。
 雪に続いてコンピュータ・システムのトラブルで新幹線のダイヤが乱れているとか。帰省の皆様、お疲れ様です。
 夜は月島、西仲通りに面した店「風月」でもんじゃを食べる。牛すじもんじゃ、なすみそもんじゃ、かきバター焼き、など美味しかった。
 有吉佐和子華岡青洲の妻」を読了。華岡青洲は世界で初めて全身麻酔を使って手術(乳がんの切除術)を行った人物として有名だ。この物語は、その妻、加恵を主人公としている。青洲が麻酔薬を完成させるうえで行った人体実験とそのvolunteerとなった、妻と母、嫁姑の確執を書いている。医家を題材にしているということ、人類に普遍的な家族のことを描いているというところで面白かった。

華岡青洲の妻 (新潮文庫)

華岡青洲の妻 (新潮文庫)