「4TEEN」

石田衣良の「4TEEN」を読む。舞台の月島界隈がまさに今の私の居住地なので、どっぷりはまって楽しく読めた。主人公の男子中学生それぞれが生き生きと描かれ、どんな時代にもたくましく育つ子供達がいる、という感じですがすがしさがあった。そう、いつだって明るい未来をつくれるのは元気な子供達なのだ。
「何だか西仲通りでもんじゃを食べて待機したい気分」というのが、何となくわかっておもしろかった。近くに住んでいても普段はそんなに行かないのだが、今日はそんな気分という時が確かにある。

4TEEN (新潮文庫)

4TEEN (新潮文庫)