マンモグラフィ指導者講習会

 名古屋でマンモグラフィ指導者講習会。早起きして新幹線に乗る。
 100例の読影試験に疲れる。眼と腰にきますなあ。「構築の乱れ」所見を中心に迷う症例が多かったが、点数上は、何とか、読影力をkeepしている模様。
 帰りは、金沢時代の先生方と名古屋駅新幹線乗り場前の「世界の山ちゃん」で手羽先を肴に生ビールで乾杯。検診読影では、カテゴリー3か4か迷っている間に次の写真を読影し、できるだけ多くの写真を読影すべし、という結論に達する。締めに地下食堂街で「きしめん」を食べる。効率的に名古屋名物を満喫し、お土産を買って日帰り。
 新幹線の中で、「男なら、読んどけ!」というキャッチコピーにひかれて買った、佐藤優氏の「野蛮人のテーブルマナー」を読む。

野蛮人のテーブルマナー (講談社+α文庫)

野蛮人のテーブルマナー (講談社+α文庫)

 以前から読んでいる佐藤氏の著作や雑誌などで述べられていることの繰り返し的なところはあるが、面白く読んだ。国家が生き残っていくための外交は交渉事で、インテリジェンス、「ゲームのルール」、「野蛮人のマナー」が必要ということ。
 さて、鳩山外交は迷走しているといわれるが、意外としたたかで強引なのかもしれない。普天間の問題も最初から沖縄外は無理と言っておけば問題にならなかったわけでもないだろう。これで米国から何らかの譲歩を引き出しつつ決着をつけられれば、逆転ホームランになるかも。とにかく、叩かれることを承知で沖縄に行ったり、鹿児島の方々と会ったり、並大抵ではできない。余人をもって代えられない交渉事を行っているわけで、日本のため、身体に気をつけて頑張っていただきたい。