早、11月。
慌ただしい毎日ではありますが、それでも最近読んだ本。
「帝都東京・隠された地下網の秘密」

帝都東京・隠された地下網の秘密 (新潮文庫)

帝都東京・隠された地下網の秘密 (新潮文庫)

東京の地下鉄で戦前からあったのは銀座線のみとされているが、実は...、という、お話。防空壕などとしてかつてからあったというのはさもありなん、とは思いますが。確かに、永田町駅の深い層構造や、赤坂見附駅の銀座線と丸ノ内線の乗り換えなどは、なるほどと思い、地下鉄に乗った時に少し注意して駅の構造や路線をみるようになりました。
不毛地帯
不毛地帯(一) (新潮文庫)

不毛地帯(一) (新潮文庫)

いわずとしれた山崎豊子の長編、そしてフジテレビ放映中のドラマの原作。ミーハーな私は早速読みました。山崎豊子のNo.1は、やっぱり「大地の子」だ、という私の評価は変わりませんが、これもなかなか面白く読みました。それにしても、シベリア抑留の描写はすさまじい。こういう戦中戦後の歴史は語り継がねばなりません。商社編の方もなかなか読み応えアリ。ライバルの鮫島もいい味出してます。TVの方も今後が楽しみですね。