国立歴史民俗博物館

 千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館に行く。長男が歴史の勉強を始めたというので、勉強にちょうど良かろうというわけだ。電車で小一時間、緑があり、人混みもなくのんびりしてよい。まずは、駅前の商店街にある懐かしい趣の中華料理店で、ワカメラーメンとギョーザを食べる。何やら懐かしい醤油味で、こってりしていなくてお腹にもやさしい。
 そのまま歩いて、博物館へ。旧石器時代から近代まで、5つの展示室に分かれ詳細な解説があり、なかなか見ごたえがある。石器の作り方などビデオに見入る。縄文人弥生人、日本人の系譜にも興味がつきない。ここでもDNA分析が行われているようだ。
 そして、律令制の成立。官僚制の成立は国家の成立と時を同じくしていることを改めて知る。官僚政治はこの国の基本のようである。以外に、群雄割拠の戦国時代が地方分権のモデルなのかもしれない。そういえば、戦国武将、大名は今でも各地に人気者が多い。
 子供の歴史の勉強が進んだらまた訪れてみたい。
 写真は、縄文のビーナス。我が国のビーナスはつつましい。