Bruce Springsteen について

 休日の朝、寝床でメール・チェックができるようになった。自宅の無線LANのおかげである。おまけにブログも書ける。
 昨日、Bruceのことを書いたのでもう少し。Bruce Springsteen は、僕が長く聴いているミュージシャンのひとりである。
 初めて聴いたのは、"Born To Run"。中学校のお昼の校内放送で、である。1975年ごろ?。その当時、渋谷陽一あたりにかぶれたと思われるお兄さん(上級生)がよく昼休みにロックをかけていた。それでもBay City Rollersなんかが多かったのだが、ある日、この曲がかかったのである。それはちょっと衝撃的だった。印象的なイントロ、スピーディーで力強いメロディーライン、時折入るトランペットのゴージャス感、しゃがれた声、巻き舌で何を言ってるのかさっぱりわからないけどサビの "..., born to run"だけは中学生でも聞き取れた。かっこいいじゃん!!邦題の「明日なき暴走」というのも青春映画の題名みたいで、その当時の中学生にはかっこよかった。
 まわりに聴いている人はあまりいなかったけど、それ以来、コツコツ、聴いているわけです。歌詞もなかなか渋い。決して、明るいわけではない(むしろ暗い)、そして結構無茶苦茶なのだが、力強い歌声が何か希望を抱かせてくれるのだ。それが魅力なのかも。
 そして、圧巻は1980年代にでた5枚組ライブ。当時はお金がないので、どこぞで手に入れた海賊版のカセットテープで聴いていた。圧倒的な歌唱力で、ほんとパワフルであった。最近は、ライブ盤では、2枚組の"Live in New York City"の方をよく聴くようになった。
 すっかりおじさんだが(僕もおじさんになった)、これからも頑張って欲しい。