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「悩む力」を読む。
個人の「自由」が進んだ現代では死ぬのも生きるのも自由、それゆえに「何のために生きるのか」、悩まなくてはいけなくなったという。また、現代を明治の時代になぞらえ、夏目漱石、マックス・ウェーバーの著作から、金や結婚の悩みなどが紹介されている。最後に老人の攪乱する力の話が出てくる。悩むのは若者だけの特権ではない。悩むことは現代人の証か。
- 作者: 姜尚中
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/05/16
- メディア: 新書
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