研究会

午前手術、午後外来。何とかぎりぎり間に合い、タクシーで新宿へ。
夕方、新宿で研究会。前半はdebate、後半は講演会。debateの司会をさせていただく。閉経の定義が問題になる。化学療法で無月経になった場合、どう考えるか。実臨床でも悩むところだ。
講演は、京都大学教授T先生による乳癌治療における薬剤選択に関するお話。いつもながらT先生の話はわかりやすくしかも先見性がある。頭を整理するのによく、新しい臨床研究の意欲がわく。
今回のKey wordsは、「治療効果の予測」と「治療効果の早期monitoring」。また、化学療法により淘汰されたがん組織にはstem cellが多いという、ややshockingな話も。しかし、分子標的治療はstem cellの割合を増やさない。興味深い話だ。

懇親会の後、フェローのY先生、M先生と一緒に「東京麺通団」で讃岐うどんを食べてから帰宅。
いつのまにか、ジャイアンツが優勝。