京都
京都へ出張。
腋窩の治療に関する話題。盛り上がる。楽しい会でした。
行き帰りの新幹線の中で、妻から借りた林真理子の「RURIKO」を読む。妻は林真理子の随筆、小説が大好き。大概読んでいるようで、今回も書店に平積みになっているのを見て、家に帰って聞いてみたら既に購入、読了済みとのこと。早速借りて読み始めた。
浅丘ルリ子の自伝風、昭和芸能界裏話といった感じか。林真理子の美女に対する思い入れのある、分かりやすい文章と石原裕次郎、小林旭、美空ひばりといったかつてのスターたちの話で飽きることなく読み終えた。
石原裕次郎はカッコよかったのですね。僕は「太陽にほえろ」や「西部警察」、病気のときのニュースなどしか知りませんが、石原慎太郎が都知事選圧勝だったのもうなずけます。石原伸晃が総裁になれるかどうかはわかりませんが。そういえば、「黒部の太陽」を観てみたい!!
ちなみに、ルリ子さん、現在もお芝居などやられて現役だそうです。
満州生まれのルリ子さん、本当に甘粕正彦と接点があったのかは疑問ですが、満映との関わりの描写が小説としての奥行きを深めており、面白い。
- 作者: 林真理子
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/05/30
- メディア: 単行本
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