暑い日曜日

 今日も暑い。午前は子供たちの夏休みの宿題を手伝う。
 昼食後、外に出て病院に向かう。やはり灼熱だ。空気が違う。熱風だ。この暑さはお年寄りや乳幼児、病気の方には辛いだろうと思う。被害がないことを祈る。病院で入院患者さんをみる。やはり、暑さからくる退院後の不安を多くの方が訴えられる。うなづける話である。
 家族と落ち合い、病院から東京駅に向かう。途中、息子と散髪。子供は散髪がきらいだ。私もきらいで親を困らせたらしいが、今時の子供は前髪を短く切られるのがイヤだからなどという。生意気なもんです。
 デパートの大丸が11月に移転新装するため、在庫一掃セールを行っている。以前から欲しいと思っていたトートバックを買う。お買い得だった(と思っている)ので、ちょっとうれしい。
 講談社現代新書の「生物と無生物のあいだ」を読む。サイエンスのおもしろさと壮大さ、人間の限界を感じさせてくれた。私もかつて基礎研究に首をつっこんでいたことがあったが、生命は神秘に満ちていると痛感させられることばかりであった。DNAの複製と転写のしくみは、進化の結果と言うより、神のしわざと言いたくなるほど精密で巧妙である。そして、まだ不明なことばかりなのだ。医学も同様、と思わされることが多い今日、このごろである。

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)